SEO
全世界の検索エンジンのシェアはGoogleが一強と言っても過言ではありません。その比率は9割を締めている状態で、デスクトップ向けの検索エンジンとして、強い影響力を持っています。そのため、優先的に検討すべきSEO対策は「Google検索アルゴリズムへの対策」とも言えます。
改めてSEOとは
SEOとは「Search Engine Optimization」の略でサーチエンジン最適化・検索エンジン最適化という意味になります。検索エンジンのオーガニックな検索結果においてウェブサイトが上位に表示されるよう、サイト構造などのチューニングを行うこと。また、それに関わる施策の総称です。
Googleの検索アルゴリズム
長年横行していたブラックハットSEO。これは、検索エンジンのアルゴリズムの裏をかき、不正に順位を上げようとする手法です。そこで、GoogleはブラックハットSEO対策として大規模なアルゴリズムのアップデートを実施しました。それが「ペンギンアップデート(2012年4月)」と「パンダアップデート(2012年7月)」です。検索結果がユーザーにとってより良質で最適なものになるためのアップデートが現在も頻繁に実施されています。
Googleが掲げる10の事実
私たちがSEO対策を行う上で知っておきたいことは、Googleの理念である「Googleが掲げる10の事実」です。これを読み解くことでSEO対策やサイト運用の在り方について考えることができます。
引用元:https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
コンテンツの質を上げることが一番のSEO対策
「Googleが掲げる10の事実」の解釈は読み手それぞれに異なるかと思いますが、検索順位を上げたいがための小手先のSEO対策が有効ではないことは何となくご理解いただけるかと思います。Googleが何を重視し、どのような姿勢を推奨しているのか?それはユーザーにとって有益なオリジナルコンテンツが提供されているかどうかです。Googleは「ユーザーが求めている情報を提供すること」が検索エンジンとして最大のミッションと考えているのです。
私たちは、ユーザーファーストでコンテンツの質と量を充実させるのが、最も効果的なSEO対策と判断しています。
コンテンツSEO以外の基本的な内部施策
- htmlタグの最適化(titleタグ・meta descriptionタグ・hタグ等)
- URLの正規化
- ページの表示スピード
- sitemap.xmlの送信
- Google Search Consoleへの登録
SEOは大きく分類して、外部対策・内部対策の2つに分けることができます。外部対策は自サイト外で行うSEOで、外部サイトからの質の高いバックリンクを獲得する施策などが該当します。